発展途上国 2017 2 5

2017年2月4日の産経ニュース電子版には、このようなニュースがありました。

中国、「経済規模が世界2位だけど発展途上国」と主張。

 日本と中国の間で、にわかに「貿易摩擦」の火種がくすぶっている。
財務省は、中国の輸出競争力が高まったとして、
発展途上国支援のために輸入関税を低くする「特恵関税」の対象国から中国を除外すると表明。
 これに対し、中国側は自ら、
「経済規模では世界2位だが、世界最大の発展途上国」とする持論を展開して猛反発している。
 中国は輸出が減少傾向で、しかもトランプ大統領が中国から米国への輸出拡大を牽制(けんせい)する中、
日本への輸出減の要因は、是が非でも排除したい思惑が透けてみえる。
(引用、以上)
 アメリカは、輸出を増やしたいでしょうが、つらいでしょうね。
中国のように、「超大国」と「発展途上国」を使い分けるわけにはいかないでしょう。
このような奇策を使えるのは、兵法の国である中国だけでしょう。
 こうした戦法を使って、
中国は、アメリカからの批判をうまく回避していくのかもしれません。
 それにしても、アメリカを抜いて、唯一の超大国になるという夢は、
どこへ行ったのでしょうか。
やはり、「発展途上国」である方が、居心地がよいと思ったのでしょうか。
 確かに、先進国になると、義務や責務が非常に増えます。
だから、中国は、損得勘定を計算して、
「先進国になると損だ。我々は、ずっと発展途上国でよい」と判断したのでしょう。

















































































































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